DIY大家の覚え書き@TOYAMA

富山にて不動産投資で経済的独立を目指す戦いの記録

和室の洋室化:敷居と床の間、押入れの解体

・敷居の解体

 鴨居と上の壁を破壊したが、部屋と部屋の仕切りはあと一つ残っている。

 床の敷居である。

 鴨居も両端を釘で柱に打ち付けてあったので、それから抜こうとバールを入れて持ち上げてみた。

 しかしさすがに太い釘や柱へのはめ込みがあるようで、簡単にはいかない。

 ここでも鴨居と同じく、真ん中をのこぎりで切ってしまう方法を取った。

f:id:hacchi6:20200605175112j:plain

 多少下地は傷ついたが、上貼りする部分、問題はない。

 半分にしてしまえば、バールであっさり外れる。

f:id:hacchi6:20200605175333j:plain

f:id:hacchi6:20200605175304j:plain

 敷居の下だけは合板が貼られていない。床下から風が流れ込んでくる。

 この上には根太と断熱材を入れて、合板も貼るので特別塞ぐ必要もないだろうと判断した。

・床の間の解体

f:id:hacchi6:20200605175908j:plain

 結構立派な板を使っているが、これがある以上和室感が拭えない。

 まずはバールで天板と床の板を外そうとしてみるが、これが相当しっかり固定されているらしく、板の方が割れてくる状況。

 目に見えるところに釘がないので、ひたすらバールで隙間を広げていく。

f:id:hacchi6:20200605180309j:plain

 床板はバールで少しずつ持ち上げていって、最後はどうにか引き抜けた。

 

f:id:hacchi6:20200605180755j:plain

 しかし天板がびくともしない。

 恐らく砂壁で埋めてある部分に釘が打ってあるため、効果的に引き抜けないのだ。

 最終的には天板の真ん中にのこぎりを入れ、二つに分けた後、力ずくで壁から引き抜いた。

 

f:id:hacchi6:20200605180905j:plain

 今回はこの物件にまだ電気が来ていなかったため、手ノコを使用せざるを得なかった。

 ここまで手ごわい板を相手にするなら、丸ノコが不可欠だと反省だ。

 引き抜いた勢いで、砂壁やモルタルはボロボロ落ちてきたが、ここも石膏ボードを上貼りする予定なので問題はない。

 

f:id:hacchi6:20200605181047j:plain

 柱を残して撤去するとこのような状態。

 下はまさに床下の基礎部分。

 床の間の下は今回初めて見たが、畳の下とは違い、根太が通っていないことが分かる。

 その代わりに、床の間の高さを出すための太い柱が2本ある。

 これらは畳部分の根太や合板の高さとは異なっているので、このままでは床を繋げることができず撤去する必要があった。

 この2本は頑丈な柱なので、耐震性などに影響がないか心配だったが、観察してみるとこれらも鴨居と同様で、左右の柱に釘で固定されているだけだった。

 そのため後に引き抜き、既存の根太と同じものを延長して設置することになる。

・押入れの解体

 押し入れの解体作業は以前も行っており、今回で二度目。

 賞味30分の作業だった。

 

f:id:hacchi6:20200605182018j:plain

 中段の雑巾摺りを外してから、下から押し上げて板を撤去。

 そこさえできれば残りの柱もバールで簡単に外せる。

 押入れの構造というのは、驚くほど共通しているものだと実感する。

 一度経験すれば後は片手間の作業だ。

f:id:hacchi6:20200605182208j:plain

 中段の板はほとんど床の板と同じ形状なため、床の補強として敷くことにする。

 床はその上からクッションフロアでも敷く予定。

 また壁の押入れボードは、しっかりした作りであり、ペンキがキレイにのりそうなので前面を塗装する計画である。

 

 このように解体すると大量の木材が出るものだ。

 キレイに外すことができれば、別の用途で活用できることもある。

 保管場所があるならとっておくのも良いだろう。

 

↓ランキング参加中↓
↓他の投資家ブログもチェックすべし↓