DIY大家の覚え書き@TOYAMA

富山にて不動産投資で経済的独立を目指す戦いの記録

オーディオブックのススメ:忙しい人ほど耳で学習を

 学び、成長する上において読書は必須である。

 読書する必要のない人間がいるとすれば、向上心を失った人間であり、それは幸福になることを諦めた人間でもある。

 成功する、幸福になることを目指すのであれば、日々の読書は欠かせない。

 しかし、そのような人間は読書以外にもやることは多いものだ。

 そんな中でもどうやって読書時間を確保するのか。

 その助けとなるのが、オーディオブックである。

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1.オーディオブックとは

(1) オーディオブックとは

 オーディオブックとは端的に言えば

   紙の本の内容を朗読した音声

である。

 プロの声優が本を朗読しており、目で読む本ではなく、耳で聴く本である。

 近年はスマートフォンスマートスピーカーの普及に伴い、このオーディオブックの利用者やオーディオブック化される書籍の数が拡大している。

 同じ本でもその内容が紙と音声で表現されるため、その本の使い方も全く異なることになる。

 適切な形で使い分けることで、より本の内容を吸収することができるようになるのだ。

(2) オーディオブックのサービス

 オーディオブックを提供している主なサービスが

   audiobook  audible 

である。

audiobook.jp

www.audible.co.jp

 それぞれのサービスで扱っている本も違う。

 有名な本なら両方で取り扱っていることもあるが、一方にしかないことも多い。

 最初は聴きたい本でどちらで購入するかを選べば良いだろう。

 私はほとんどをaudiobookで購入している。

 月額会員にならなくとも、セールを活用すれば安く入手可能だからだ。

 反面audibleでは月額会員になることが前提の値付けだと思う。

 単品購入では紙の本以上の値段になっていることも多く、あまり利用はしていない。

(3) オーディオブックのメリット

 ・他のことをしながら本を聴ける

  普段忙しい人でも常に耳で何かを聴いていることは少ない。

  車や電車の移動時間、家事の時間、そのようなときにオーディオブックを聞きなが

 ら他のことをする。

  こうすることで無駄にしていた時間を有効に活用できる。

 ・何度も聴き返すことが容易

  オーディオブックの長さは1冊あたり、短いものなら3時間長いものなら20時間

 超えのものもある。

  実際に紙の本で読む場合より、多少長い程度だ。

  だがこの時間は、何かをしながら聴く場合あっという間の時間に感じられる。

  そのため1度聴いて終わりとするのではなく、何度も聴き返しやすい。

  再生アプリによっては倍速機能もあるので、再生時間をもっと短縮することも可能

 だ。

 ・紙の本以上に安く手に入ることも

  先に述べたaudiobookでは定期的にセールを行っており、定価の半額になることも

 ある。

  そのタイミングで購入すれば中古本だとしても、紙の本以上に安く手に入れること

 が可能なのだ。

(4) オーディオブックのデメリット

 ・後から内容を振り返りにくい

  聴いていて重要な点やもう一度確認したい点があったとしよう。

  しかしオーディオブックは音声データであり、どこにその内容があったのかを振り

 返るには実際に聴き返しながら探さなくてはならない。

  それだけでも相当大変なことが想像できると思う。

  またその内容を整理してノートに書き出そうとしても、紙とは違い朗読内容を文章

 に変換する手間があるため簡単にはいかない。

  このデメリットを打ち消すためには

    紙の本も手元に置いておく

 ことが重要だ。

2.オーディオブックをどうやって使うか

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 私が日々どのようにオーディオブックを利用しているかを紹介したい。

(1) 聴くのに適した状況

・ リフォーム作業中

  物件に入り、壁紙貼り、ペンキ塗り、床貼り……あらゆる作業中はほとんどオーデ

 ィオブックを再生している。

  こういった作業の大半はひたすら体を動かすだけで、頭で考えることは少ない。

  オーディオブックを聴く環境としては最適だ。

・ 運転中などの移動時間

  運転中は普通なら音楽やカーラジオを流していることが多いだろう。

  それらを全てオーディオブックにする。

  退屈な通勤時間を学びの機会に変えることができる。

・ 運動中

  筋トレやジョギングなどをしながら聴くことも容易だ。

(2) 聴くべきではない状況

・ 文章を書いているとき

  ブログや日記を書いているとき、あるいは書類作業中である。

  頭を使わなければならない状況において、本を聴いているとその内容に脳のリソー

 スが割かれ集中力が奪われる。 

  そのようなときは耳からの情報を断つ必要がある。

  またそんなときはテレビや動画サイトなどの、ながら見はもってのほかだ。

(3) 音源の再生方法

 大抵は音声データをスマートフォンに入れると思う。

 それをどうやって実際に聴くかだが、他人が周囲にいないならそのままスマホから流しても良いだろう。

 他のものを用意する必要もなく楽だ。

 電車での移動中などはイヤホンが必須だ。

 今はワイヤレスのものも安く売っているので、一つあると便利だろう。

  また現場などで大きな音で聞きたい場合はスピーカーと接続すると良い。

 何も高価なものでなくて構わないので、スマホに合ったものを用意しよう。

3.オーディオブックの効果

(1) どんな本を聴くべきなのか

 紙の本でもそうだが、どんな本でも数をこなせば良いというものではない。

 良質な本を徹底的に読み込む方が、質の落ちる本を何冊も読むより学びは多いものだ。

 オーディオブックは何度も聴くことが容易だ。

 その利点を活かすためにも、分厚く、内容が濃い、紙の本では読み返しづらいものを聴くのが良いだろう。

 私がよく聴いているものとして

   思考は現実化する嫌われる勇気7つの習慣影響力の武器人を動かす

などがある。

 どれも一度読んだくらいで内容を吸収できる本ではなく、何度聴き返しても新たな学びのある本だ。

 そして大事なのが、聴くたびに

   自分を奮い立たせる内容の本

であることである。

(2) 聴くことで得られる効果

・自分の価値観に影響を与える

 紙の本を読む以上に、耳からの情報はその本の考え方、価値観を人に植え付けるものだと思う。

 何度も何度も本を聴くことで、次の内容が自然と頭に浮かぶようになる。

 そうすると普段の自分の考え方、価値観も影響を受け、実際の行動に現れるようになる。

・やる気が奮い立つ

 物件に入り、作業を始めようと思っても毎回やる気に溢れているわけではない。

 ついスマホをいじって時間がすぎることもある。

 そんなときにオーディオブックを流す。

 自助論道は開けるなどが最適だ。

 これが自分のやる気スイッチになり、自然と体が動くようになる。

 パブロフの犬のように、オーディオブックを聴いているときはリフォームしている時だ、と自分の中で関連付けされれば、自分を動かしやすくなる。

 

 私がオーディオブックを使い始めて2年ほど経つが、やはり学びの質は圧倒的に向上した。

 普段ある少しのスキマ時間を有効に活用し、自分を高める機会を増やしてはどうだろうか。

 

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