4号戸建のスペックとリフォーム方針
3号戸建の作業と同時並行して購入したのが4号戸建だ。
結果的に物件のストックを持つことができたので、この時期はひたすらリフォームに集中することとなった。
今回はその4号戸建のスペックなどをまとめていく。
1 4号戸建購入の経緯
3号戸建を購入して以降は物件のリフォームに集中していた。
そんな中3号を購入した仲介業者さんから、新たな物件の情報が入ってきた。
3号と近い場所で100万円以下で購入できそうな物件らしい。
今までなら手を付けている物件のリフォームが終わらない限り、新たな物件を購入しようとは思わなかっただろう。
だが今回は金額が破格ということもあり、二つ返事で内見させてもらった。
結果として正式に物件が売りに出されたその日に満額で買い付けを行い、購入することができた。
2 物件スペック
築38年、木造2階建て、間取り3K、駐車スペース1台。
物件価格80万円。
土地としても狭小で10坪未満、建物は容積率オーバー。
住むなら大人1~2人、家族連れは難しい印象。
単身用かシングルマザーあたりが想定顧客だろうか。
安くなった理由は狭さとシロアリ被害だろう。
一階の床は全体的にフカフカな状態で、一部は体重をかけると抜けるくらい脆くなっている。
床下を確認すると蟻道が何箇所も見られ、柱が何本も喰われている。
二階は割ときれいではあるが、一階のシロアリ被害部分をどこまで直すかがネックだろうか。
3 リフォーム方針
4号戸建の購入時期は3号戸建のリフォーム中だったため、購入後しばらくは手を付けられず。
結果として購入から約半月後、3号の作業がほぼ終了してからリフォームに着手していった。
この4号戸建はこれまでの物件と比べて、価格が80万円と最安だ。
当然その分建物の状態は悪く、リフォームの難易度も相当高くなる。
特にシロアリ被害が床、柱、建具に及んでいるためどの程度直すのかの判断が求められる。
完璧に直そうと思えば、建物の基礎からやり換える必要も出てくるからだ。
シロアリは一度被害が出れば建物から完全に駆除することは困難らしい。
とにかく今回は目に見える被害部分にシロアリ駆除用の薬剤を散布し、喰われた木部を極力交換する作業が多くなる。
少なくとも表面的な部分にシロアリ被害が見えないようにするという作業だ。
基礎的な部分がある程度直せれば、あとはこれまでやってきた表層リフォームで済む。
水回りは比較的きれいで、トイレは浄化槽で風呂は古いタイプのユニットバス。
直す箇所は最低限で済む見通しだ。
キッチンの流し台と洗面台は交換すればよい。
エアコンが以前は設置されていなかったようなので、その点は考える必要がある。
全体としてみれば
シロアリ被害にあった部分さえ直せればあとの作業は難しくない
という印象だ。
次からはこれらの作業をどのように行ったかをまとめていく。