DIY大家の覚え書き@TOYAMA

富山にて不動産投資で経済的独立を目指す戦いの記録

リフォーム中の物件を快適に変える設備:いっそ物件で生活する気構えで

 リフォーム作業時の装備品は以前書いた。

 今回は装備品以外、現場の環境を整えることを考えたい。

hacchi6.hatenablog.com

  リフォーム中の現場はどのような環境だろうか。

 大抵の場合ゴミや工具など部材で溢れかえっており、まともに生活できない状態ではないだろうか。

 物件のリフォームは自分でやる場合、数ヶ月以上の長期間に及ぶことも珍しくない。 

 仕事終わり、休日の時間の大半を物件で過ごすような生活になることもあるだろう。

 誰もが現場の環境を快適にし、過酷な作業を少しでもストレスなく過ごせるようにしたいはずだ。

 そのためにあれば便利なものを考えていきたい。

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1.冷暖房器具

  季節にもよるのだが、夏と冬は何かしらの対策が必要だ。

  暑さ、寒さに全く無防備だと正直作業どころではない。

 (1)エアコン

 

   真夏に作業をしようと思えば、何かしらの冷房が欲しくなる。

   一番間違いないのはエアコンだ。

   これがあるのとないのとでは、天と地ほどの差があるだろう。

   もちろん大抵のエアコンは、冷房だけでなく暖房としても使える。

   作業時だけでなく、客付けをする際も普通の物件であればエアコンは必須の設備

  である。

   リフォーム終了までには設置することになるだろうが、壁紙を貼り替えたりする

  場合はつけられないケースもあるだろう。

   他の作業を考慮しながらも、夏場に作業をするならエアコンを取り付ける時期は

  考えたほうがよい。

   とはいえ戸建てであれば、物件の全ての部屋にエアコンを設置するわけにもいか

  ないと思うので、他の設備も併用することになる。

(2)扇風機

  手軽に使える冷房器具なら扇風機しかない。

  真夏日には力不足だが、あれば心強いものだ。

  場所も選ばず、物件のどの部屋でも使える機動力の高さが強みだ。

  ただサンディングや木材、石膏ボードを切断する際は、風で粉塵を巻き上げること

 になるのでそれらの作業時は使用を控えなければならない。

(3)石油ストーブ

 

  個人的に冬場は必須のアイテムだ。

  暖房能力は高く、真冬でも効果的。

  部屋から部屋へ移動させることも簡単。

  ストーブの上にヤカンなどを置いておけば、いつでも熱いお湯が使える。

  暖房器具としてだけでなく、調理器具としても使える。

  汎用性は非常に高い。

  灯油をポリタンクに給油しておく必要はあるが、それを差し引いても手放せないツ

 ールである。

2.調理器具

  体力、気力を回復させるには補給が欠かせない。

  どこまで器具を用意するかは人それぞれであろうが、私の方針としては

     物件入りすることが苦痛でなくなるくらい快適に過ごせる状態

 にしたいため、色々と持ち込むことが多い。

(1)カセットコンロ

   どんな現場でもあると便利である。

  ヤカンがあればいつでもお湯を沸かして、コーヒーなりカップ麺なりを作れる。

  物件をリフォーム中に、ガスを通すことはあまりないと思うので、簡単な調理なら

 これで十分である。 

  ガスボンベは10本くらい買い込んでおこう。

(2)電子レンジ

   物件での食事をどうするかは検討する余地がある。

  大体は出来合いのものを持ち込んで、作業の合間に食べることが多いだろう。

  そんなときに電子レンジは欠かせない。

  古くても動けばよいので、現場用のものを一つ確保しておくと重宝する。

(3)ヤカン、鍋
貝印 KAI ケトル シェフトロン 2.5L 日本製 DY5056
 

 

   カセットコンロや石油ストーブがあるなら、これらを使わない手はない。

  鍋があれば調理の幅も広がる。

  具材を適当に入れて、ストーブにかけておけば、作業中に煮込み料理を作ることも

 できる。

(4)ホットサンドメーカー

  

   これはガス用のものが良い。

  ストーブ、カセットコンロで使えるのだが、簡易的なフライパンとしても使える

 で最低限の調理器具としてならアリだ。

(5)包丁、まな板

 

   ここまで来ると物件に何しに来ているのか、と感じる人もいるかもしれない。

  ただあれば便利なことは間違いない。

  物件に入るあいだ毎回外食をするくらいなら、自炊して無駄な出費を抑えるのは効

 果的だ。

  ただこれに向くのは普段から料理をする習慣がある人だけだろう。

  DIYの息抜きとして簡単な料理を作るのも悪くない。

3.寝具

  物件と自宅が離れている場合、毎回の移動時間がロスになる。

  私は週末が休みの場合、金曜日の夜から物件に泊まり込み、物件で二晩を過ごして

 日曜の夜に帰る生活を続けていた。

  そうなると寝具が必須になる。

(1)寝袋 

   最も簡易的な寝具だろう。

  できるだけ季節に合ったものを用意したい。

  真冬に薄手の寝袋を使っても、それだけでは眠れたものではない。

  また寝袋を使う際は、あるなら畳の部屋で寝よう

  フローリングに直に寝ると、次の日の目覚めは最悪だ。

  せめて床にダンボールや厚みのあるシートを敷くべきだ。

(2)布団とまくら 

   リフォームは体力勝負だ。

  どんなに物件へ泊まり込んでも、夜に疲れを癒せず、次の日の作業効率が落ちたの

 では意味がない。

  布団は確かにかさばるのだが、特に真冬は暖かくして眠れないと疲れは取れない。

  物件の状況にもよるが、キレイな部屋を1部屋は確保しておいて、そこで休むよう

 にすると良いだろう。

4.その他

・クリップライト 

  コード式のクリップライトは、天井照明がない部屋、物置、夜の外作業、など用途は多い。

 意外と使えるのが

   壁紙のデコボコ、浮きを確認する関節照明

としてである。

 天井のシーリングライトだけだと、壁の細かい段差が分かりにくい。

 他の照明を消して、クリップライトを色々な角度から当ててみれば、一目瞭然だ。

5.まとめ

 築古物件をDIYで全面的にリフォームする場合、または最初の物件などは完成までにどうしても時間がかかる。

 かなりの時間を物件で過ごすことになるだろう。

 最も効率が良いのは

   物件に住みながらリフォームする

ことだ。

 移動時間をなくして、その分を作業に当てられればペースは上がる。

 その物件が自宅からどの程度離れているか、という要素はリフォーム、管理の難易度に直結する。

 車で片道30分の範囲であれば、毎日通うことも可能だが、これが1時間となると現実的ではない。

 だが離れていても今回紹介したものを使えば、物件滞在時のストレスを軽減できるだろう。

 あまり無理をせず、楽しめる部分は楽しむのが、DIYを継続するコツだ。

 

 

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