DIY大家の覚え書き@TOYAMA

富山にて不動産投資で経済的独立を目指す戦いの記録

木部のペンキ塗り:水性の失敗、油性でリカバリー

 前回の記事において木部の古いペンキを剥がした。 

hacchi6.hatenablog.com

 

 次は下地が見えた木部にペンキを塗っていくことにした。

f:id:hacchi6:20200627064828j:plain

1.水性ペンキの難しさ

 柱や胴縁の下地まで剥がしはした。

 しかしこの上にただペンキを塗っても、アクやヤニが出てくることは天井を塗った時を考えれば明らかだった。

 そこでまずは水性シーラーを木部に塗っていった。

 天井のときと同様に2~3回は塗り重ねたと思う。

 それから水性ペンキで白く塗っていった。

 

 ここで塗るときに使ったのは、柱はローラー、胴縁や鴨居など細かいところはハケだ。

 ローラーについてはダイソーのものを使った。

f:id:hacchi6:20200512202015j:plain

 ダイソーにはローラーが何種類かあると思うが、その中でも一番小さいものが木部を塗るにはちょうど良い。

 ローラーは洗いながら使っても、使えるのは3~4回程度だ。

 それ以上になると塗料が固まって来て、スポンジの吸い込みが悪くなる。

 ほぼ使い捨て感覚で使うとすれば、100均のものがコスパは良いだろう。

 

 天井と胴縁の色は白で統一したので、マスキングの手間は省け一気に塗れた。

 しかし水性ペンキで塗ると、どうしても仕上がりがキレイにならない。

 天井はやむなく何度も何度も塗り重ねたが、それでも満足いくものではなかった。

 木部の3回塗ってもムラができてしまう。

 また柱の一部からはどうしてもアク、ヤニが出てくる。

 そこで

   木部だけでも油性ペンキで塗る

 ことを試すことにした。

 2.油性ペンキはアク、ヤニに強い

 油性ペンキの水性ペンキに対する比較

 メリット

   ・アク、ヤニは全く出ない

   ・仕上がりの手触りが良い

   ・乾けば水性よりも落ちにくい

 デメリット

   ・コストがかかる

   ・扱いにくい

 

 特にデメリットの扱いにくさだが、ペンキを薄めるだけでも、専用の薄め液が必要となる。

 ハケやローラーを洗う時も水ではダメで、薄め液で洗う必要がある。

 乾くまでにも時間がかかり、水性以上に余計なところにペンキが付くと落とせない。

  とはいえ仕上がりは確かに水性よりも明らかに良い出来栄えだ。

 ほとんどの部分は1回塗ればキレイに仕上がるし、2回塗るのは薄かったところだけで良い。

3.まとめ

 総合的に考えると作業効率は水性より油性が良い。

 今回の場合、私は最初に水性ペンキで塗った後、油性ペンキで上塗りした。

 しかし調べてみると、水性の上から油性を塗った場合、塗装が剥がれやすくなることがあるらしい。

 この点については今後の経過を見てみる必要がある。

 

 また今回は木部や天井を白く塗った。

 白色は無難なデザインで和室感を薄れさせ、コストも安い。

 しかし、施工効率を考えると微妙である。

 他の色を色々と試してみると、白ほど色ムラが出やすいものはないように思える。

 濃い色であればあるほど、重ね塗りの回数は少なくて済むはずだ。

 

 とにかく使ってみてわかったのは、油性はそこまで扱いにくいものではないということだ。

 水性ペンキと油性ペンキのどちらを塗るか、を検討している人がいれば、私は

   木部は最初から油性ペンキで塗る

ことを強く勧めたい。

↓ランキング参加中↓
↓他の投資家ブログもチェックすべし↓