ヤニとアクとの闘い:目透かし天井のペンキ塗装
今回からは1号物件でのリフォームについて、残っている写真から行った作業を紹介していきたいと思う。
このような形で情報発信を行うのであれば、作業中の写真をもっと撮っておけば良かったものだと思う。
買った物件の間取りは2Kで、構造は真壁の和室だ。
天井は、リビングと寝室がよくある「目透かし天井」である。
またキッチンと玄関、トイレが石膏ボードの一種「ジプトーン」を貼ったものだった。
基本的に天井はペンキで塗ってしまえばよいという思いがあった。
恐らく最も仕上がりがキレイになるのは、クロスを貼ることだろう。
しかし、当時の自分は壁のクロスすら貼ったことがなく、天井をいきなり貼るなど不可能であった。
そのため、天井は全面的にペンキを塗ることとした。
目透かし天井は単純だった。継ぎ目がへこんでいるとはいえ、まとめてペンキで塗れば良かったからだ。
ペンキを塗るにあたって色々と調べてみると、塗るペンキが濃い色でないかぎり
ヤニ・アク
が染み出てくる可能性が高いらしいと分かった。
その点も含めて道具を揃えた。
水性ペンキは「エコフラット60」のホワイト
シーラーは「エスケー化研 水性ヤニ止めシーラー」
あとはローラー、継手、バケットなどである。
まずは床なども養生した上で
シーラーを1回塗り、乾いた後、ペンキを塗った
水性ペンキをムラなく塗るには最低3度は塗ることが必要で、大抵は4回くらい塗らないとダメだ。
しかしこのときはペンキが乾くと、すぐに黄色いヤニかアクが出てきてしまった。
当時の自分は何度もペンキを重ね塗りすれば、それらは治まるものだと思っていた。
ところが2度3度とペンキを塗り重ねるも、乾いてしまえば同じ黄ばみが出てくる。
どうしようもないので、ペンキの上からさらにシーラーを塗って、またペンキを塗る、などを繰り返した。
こういった試行錯誤を何度もしながら、最終的には
シーラーを3度くらい塗る
完全に乾いた後でペンキを塗り重ねる
といった方法でどうにか汚らしさはなくなった。
黄ばみがなくなっても白いペンキ自体のムラを完全になくせるものではなく、間近でみればその程度は知れる出来だ。
それでも真っ白くなった天井、というだけで部屋を明るく効果があり、当時は感動を覚えたものだった。
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