DIY大家の覚え書き@TOYAMA

富山にて不動産投資で経済的独立を目指す戦いの記録

聖帝zoomセミナー2020 第三回  感想④「聖帝編」

 これまでの聖帝セミナー感想記事

 

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 今回はトリを務める聖帝編、テーマは「一事専心」

 これまでVoicyで何度も聴いてきた聖帝の語りだったが、zoomで聴くと非常に新鮮だった。

 1.何かを得るには、何かを捨てよ

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 「勤め人を卒業する」というのが、聖帝の思想の根幹をなすもの。サウザーラジオを聴いている人間なら大抵この目標に向かって邁進中だと思う。そのために必要なものは「商品」である。この商品を資本主義のマーケットに持ち込み、他人が交換してくれることで、自分の労働力を売る以外の金銭が手に入る。その金銭で自分の時間を買い取る。そうなれば勤め人としての給料が必要なくなり、晴れて卒業できる。

 これが勤め人卒業の簡単な流れだが、ここで最も難しいフェイズが、商品を作る過程である。勤め人的な考えや生き方をしていて、商品を作ることはできない。不動産、転売、アフィリエイト、コンテンツ販売、どのビジネスにおいても、相当な自分のリソースを投入しなければ売れるものは作れないだろう。

 どうすれば他人に買ってもらえるだけの商品に磨き上げることができるか。その方法を聖帝は簡潔に「一事専心」と言い表す。

 これは一つのことに集中して、それ以外を切り捨てる、といった状態を指す。これと近い言葉では「フロー」「狂気」が該当するだろう。この点に関しては過去のサウザーラジオでも三回に渡って語られている。

voicy.jp

 資本主義ゲームで美味しい思いをするには、売れる商品を作る必要がある。商品作りにはこの驚異的な集中力が必須だ。そのため人それぞれが選んだ、不動産やアフィリエイトやラーメンなどの商品に対し、自分のリソースを集中されなければならない。

 しかし、勤め人的な人間は「バランスの取れた生き方」に価値を置く。会社での立場、たくさんの友人関係、多くの趣味、世間体……これらの要素は「フロー」「狂気」「集中」とは真逆のものである。

 どんな人間でも、時間、労働力、精神力は限られている。人それぞれその最大値に個人差はあるが、そこまで大差はない。問題はそれぞれのリソースを何に、どれだけ割り当てるかである。

 バランスの取れた生き方を実践すれば、世間一般では「立派な人間」と見られる。会社では順当に出世していき、友人も多い。恋人も居て、キレイな車を乗り回し、新築の家に住む、子供も生まれれば、絵に書いたようなリア充だ。まさにドラマに出てきそうな立派な人間だが、こんな人間は決して勤め人を卒業することなどできない。

 今挙げたリア充的な要素は、サウザーラジオにおいては諦めるべき、捨てるべきものとされている。言うまでもなくこれらの要素はタダで手に入るものではなく、自分のリソースをそれなりに投入しなければならないし、維持をし続けるにもコストがかかる。

 勤め人卒業を志す人間は、とにかくこれらのリア充要素を捨てなければならない。もちろんそれだけではなく、商品作りに関係のないことは極力生活から排除していくのが合理的だ。

 その生き方は「孤独」であり周囲の人間からの理解はなかなか得られない。だがそれがどうしたというのか。十分に磨き上げられた商品には、それだけの価値があるはずだ。逆に言えば、そう思えないと売れるレベルの商品を作ることなどできないだろう。

2.一事専心……自分の生活を振り返る

 では自分の生活を振り返る。どこまで専心できているだろうか。

・会社関係

 上司に目を付けられない程度の仕事をこなすだけ。残業はほぼしない。

 職場外で同僚とは付き合わない。飲み会も極力行かない。

・交友関係

 学生時代の交友関係はほぼ切った。結婚式や飲み会へ誘われることもない。

・趣味関係

 不動産に関係のないことはほぼしない。せいぜい読書。

・お金関係

 不動産以外で大きな出費はしない。

・女関係

 これも関係を切った。聖帝は女は捨てるべきではないと主張する。確かに男の幸福は「金と女」次第だ。だが現在、不動産とバランスを取ることは難しい。ある程度物件を拡大して待つ時期になれば再開することもアリだろう。

 

 ほぼ自分の自由になる時間は、不動産につぎ込んでいると胸を張れると思う。とはいえ疲れが溜まってくると、第4領域の活動であるスマホ弄りなどに逃げ込みたくなるものだ。

3.さらに自分を追い込むにはどうするか

 これだけ不動産にリソースを投入していても、まだ足りないのではないかと感じる。先に述べたような「狂気」が足りない。もっと焼け付くような思い。怒りにも似た熱量を最近感じられていないと思う。

 過去に死にかけた、あるいは酷い苦渋を舐めた人間は、その経験を原動力として狂気じみた力を発揮させることができる。私も過去に上司からかなりのパワハラを受けたことがあったが、今となってはかなりその怒りも薄れてきており、燃料にするには不足感がある。

 ここで一つ考えられるのが「コミットメントと一貫性」を利用することだ。これは「影響力の武器」で紹介されている概念だが、自分が過去に成したなんらかの行動、コミットメントに対し将来の行動も一貫させようとする力が働く、というものだ。

 これを職場での自分の行動に応用する。あえて自分から職場での居心地を悪くする、などといった方法だ。職場での時間も不動産に関係する勉強などにあて、実績を上げない。上司からの当たりが強くなれば、怒りが湧き、その力を不動産に投入することで効率が上がる。

 あえて自分のストレスを高めていく行動が合理的なのか、正直分からない。ただ無用なストレスを抱えて、肉体を行使させ、健康を害するようなことがあれば元も子もない。こんな方法はそれこそ「闇魔法」というに相応しいだろう。余程でない限りはあえてする必要はないと思う。

4.おわりに

 聖帝の講義は質疑応答の時間も含めて2時間以上に及んだ。今回紹介した内容以外も多岐に渡り非常に充実した時間だった。今回このような学びの機会を作ってくれた4人には、改めて感謝の意を表明したい。

 次回のzoomセミナーは9月5日に開催予定だ。この日も必ず参加するつもりだ。それまでには物件のリフォームに集中するのみである。

 

 

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