DIY
前回の記事ではブロック塀の基礎として、穴を掘り、底に砕石を敷き固めるところまで書いた。 hacchi6.hatenablog.com 今回はそこに鉄筋を組む作業である。 1.鉄筋とブロックの種類 (1) 鉄筋の太さと立てる間隔 (2) コンクリートブロックの厚み 2.鉄筋を…
前回は土留めとしてブロック塀の施工を採用するまでの経緯を書いた。 hacchi6.hatenablog.com 今回は実際にブロック塀のDIYについて、穴掘りから鉄筋の組み上げまで紹介したい。 1.本から学ぶ施工の流れ 2.基礎用の穴を掘る (1)穴の構造 (2)穴掘りに…
次の写真は2号物件の玄関先である。 道路からはコンクリートの壁で土留めがされており、その土には木が植えられている。 玄関へはコンクリ製の階段で入る構造だ。 建物の基礎は盛り土の上にあるので、道路とかなりの段差がある。 他にも駐車スペースはない…
リフォーム作業時の装備品は以前書いた。 今回は装備品以外、現場の環境を整えることを考えたい。 hacchi6.hatenablog.com リフォーム中の現場はどのような環境だろうか。 大抵の場合ゴミや工具など部材で溢れかえっており、まともに生活できない状態ではな…
前回記事、DIY時の服装についての続き。 hacchi6.hatenablog.com DIYとはいえ本格的なリフォームになると、それに伴う様々な危険が増える。 まずは怪我をしないことが最優先。 次に快適さ、効率性である。 素人であっても怠ってはいけない部分だ。 1…
DIYで物件のリフォームをする際、どんな服装で作業しているだろうか。 基本的には動きやすい服装なら、大差はないと思われるが状況に応じて適したものがある。 良い装備は作業の効率性を上げ、自身の消耗を減らすことができる。 今回はDIY時の服装につ…
木部のペンキ塗りについて 石膏ボードを貼り終えた後は、柱や廻り縁、敷居などの木部の塗装に移る。 1.まずは掃除から 2.木部にシーラーを塗る 3.使うペンキは水性か、油性か? 4.油性ペンキの塗り方 5.塗った後の注意点 1.まずは掃除から 石膏…
前回記事の続き。 hacchi6.hatenablog.com 石膏ボードをカットする前の計画は練れた、いよいよカットと貼り付けに移る。 1.ボードのカットとはめ込み 2.ボードをボンドとビスで貼り付ける 3.パテの打ち方とリカバリー 4.コンセント部の加工 5.複雑…
和室の洋室化について。 以前の記事で、リフォーム作業は上から下の順に行う、と書いた。 hacchi6.hatenablog.com 天井作業を終えた後、次は何をするべきか。 柱や廻り縁などの木部を塗装するか、砂壁に手を付けるか。 結論から言えば 先に砂壁をどうにかす…
6畳と3畳の和室の境界、床の間を破壊し、床は捨て板を貼って一つの部屋にしたことは以前の記事で書いた。 hacchi6.hatenablog.com 次は天井や壁、柱など木部について書いていく。 1.リフォームの基本は高いところから、低いところへ 部屋全体をリフォー…
以前の記事で、敷居や床の間を解体した続きである。 hacchi6.hatenablog.com ・床の間の床板を支える柱を撤去 床の間にある床板を乗せていた柱は、畳の下の根太や捨て板より高さがあった。 床の間の部分と畳の部分を繋げて、床を広くする計画のため、このま…
・敷居の解体 鴨居と上の壁を破壊したが、部屋と部屋の仕切りはあと一つ残っている。 床の敷居である。 鴨居も両端を釘で柱に打ち付けてあったので、それから抜こうとバールを入れて持ち上げてみた。 しかしさすがに太い釘や柱へのはめ込みがあるようで、簡…
・和室をいかにして洋室化するか。 2号物件の居室は和室が2室。 畳の6畳間と3畳間。元々は居間と寝室だ。 それぞれはふすまで区切られている。 畳はどちらも処分して洋室にすることは、最初から決めていた。 今回挑戦してみたかったのが、壁を撤去して2…
入居者から見て、清潔さが気になるのはやはり水回り。 特にトイレはウェイトが大きいだろう。 1号物件のトイレは、製造年月日を調べるとどう見積もっても20年以上前のもの。 多少磨いたくらいで清潔感は取り戻せない。 また水道管の錆がタンク内にも溜ま…
ボロ物件であれば収納は押し入れが定番である。 押し入れをどうキレイにするか問題。 この形を変えないまま、床・棚・壁・天井をペンキで塗ったこともある。非常に単純な作業であるが問題点がいくつかある。 ・広範囲になるので、ムラが出る。何度も重ね塗り…
1号物件の一室。畳の8畳間。 物件購入時から、ここは必ず畳から洋風に変えてやるぞ、と思っていたものだ。 元々前の住人は、古い畳の上に、大きなゴザを引いて住んでいたらしい。 そのため畳自体も傷んでおり処分するほかないという気持ちだった。 ・畳の…
1号物件の1部屋にあるシステムキッチンは 何年前のものかも分からない公団型。 流し台にはトラップすら付いていないタイプのものだ。 トラップとは、水が排水管に流れる前に一時的に貯まる場所で、水が貯ま ることで下水と室内を遮断する役割があるものだ…
1号物件には外の駐車場横に後付けの物干し場がある。 恐らく前のオーナーが後から設置したもので、手作り感のあるものだ。 屋根は波板の屋根なのだがすでにボロボロ、ところどころ波板が割れて穴が空いている。 このような状態では洗濯物を干すことなどでき…
和風の部屋の建具といえば ふすま、障子、引き戸 などであるが、やはりそれらも何らかの形で手を入れないと、古い雰囲気を漂わせてしまう。 リメイクの方法として多いのは ふすまは壁紙やリメイクシートを貼る ペンキを塗る などである。今回私は一通り手を…
床のリフォームで一番手っ取り早いのが、クッションフロアを貼ることだろう。 ビニル製のシートを床の形に合わせてカットした後、ボンドで接着していけば良いからだ。 フローリングのように一枚一枚貼り合わせていくのに比べれば手軽といえる。 とはいえ、押…
・壁紙貼りに必要な道具 貼り付けにあたって必要な道具は以下のとおり なでバケ、細いヘラ、ローラー、地ベラ、カッター、スポンジ これらの壁紙セットは、壁紙を取り扱うショップでセット販売しているため、最初はそれで揃えると良いかもしれない。 しかし…
壁の下地が仕上がれば次は壁紙の貼り付けになる。 まずは壁紙を調達する必要があるわけだが、どこで、どんな壁紙を買うかで、色々と作業工程が変わってくる。 売られている壁紙は のり付き、のりなし にまず分けられる。 のり付きとは、業者から購入すると、…
石膏ボードにクロスを貼る場合、その下地調整は必須である。 貼るクロスにもよるが、石膏ボードにデコボコがあれば、それらは多かれ少なかれ仕上がりに影響する。 それを平らにするための措置が下地調整だ。 石膏ボードにクロスを貼るとき 古いクロスを剥が…
1号物件の部屋には1台エアコンが設置されていた。 このエアコンは製造年月日を見るに20年近く前のものだった。 本体は黄ばみ、見るからに汚い。 このままでは客付けには使えない上、壁紙を貼り替える際にも邪魔だと判断し取り外すことにした。 1.エア…
前回の記事において木部の古いペンキを剥がした。 hacchi6.hatenablog.com 次は下地が見えた木部にペンキを塗っていくことにした。 1.水性ペンキの難しさ 柱や胴縁の下地まで剥がしはした。 しかしこの上にただペンキを塗っても、アクやヤニが出てくること…
1号物件の柱や鴨居などの木部は、茶色の油性ペンキで塗装されていた。 その塗装は雑なもので 柱の下半分は新しいペンキが塗られている しかし手の届かない上半分は古い塗装のまま であり、前のオーナーやる気の無さがありありと感じられた。 1.塗料剥がし…
繊維壁に対する結論 剥がさず、固めて、パテを塗れ! 1号物件のキッチン、玄関、トイレはいわゆる繊維壁だった。 これは和室によくある砂壁とは違ったタイプであり、紙などの綿繊維や木屑などが混ざったものを練って、壁に塗りつけたものらしい。 家庭化学 …
天井のリフォーム、今回はキッチン、トイレなどに使われていたジプトーン天井について。 1.チープな印象のジプトーン 2.ジプトーンの塗装 3.ジプトーンの貼り替え 1.チープな印象のジプトーン ジプトーンとは、石膏ボードの一種で、一般に天井にその…
今回からは1号物件でのリフォームについて、残っている写真から行った作業を紹介していきたいと思う。 このような形で情報発信を行うのであれば、作業中の写真をもっと撮っておけば良かったものだと思う。 買った物件の間取りは2Kで、構造は真壁の和室だ。…